広告代理店から愛を込めて

心筋梗塞になった40歳広告代理店の人のブログ

Coke "Happiness Machine"にみるブランドが持つ“キーワード”の重要性



うん。同意。


ただ一歩すすんで、「happiness」の内実をどのように設定するのか。
どう表現するのか。
そのためにどんなブリーフをしているのか、が知りたいなあ。

Cokeが大学に仕込んだ一台の自動販売機から始まる"happiness"あふれるシナリオ。
このシカケはクリエイターの頭の中だけでポンっと生まれたものではないと思う。

もっとも重要なのはCokeというブランドがこの数年、"Happiness"をキーワードにしていることにある、と思う。


Pepsiとの比較広告競争を経てCokeが行き着いたのは、
コモディティ商品だからこそ、
このブランドは何を消費者に「与えることができるのか?」
をメッセージとして送り続けることなのだろう。
それが"Happiness"。


YouTubeで "Coke Happiness"と検索すると、あの"Happiness factory"のシリーズ以外にもこの言葉の配下でいろんなことをやってるのがわかる。


ブランドとしてのステートメントやキーワードが存在しないものにいいキャンペーンは生まれない。
http://www.mediologic.com/weblog/archives/001973.html