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停電回避とその後。

計画停電>大規模停電、薄氷の回避 鉄道各社が協力

毎日新聞 3月17日(木)20時24分配信
 海江田万里経済産業相は17日、緊急会見し、
同日夕から東京電力管内で「予測不能な大規模停電発生の恐れがある」ことを明らかにした。
朝からの冷え込みで暖房利用が増えた上、帰宅ラッシュで列車本数の増える夕方以降、
電力需要が供給を上回る見通しとなったため。この日は列車の間引き運転などで大規模停電は回避したが、
需給逼迫(ひっぱく)のリスクに直面したことを受け、東電は計画停電強化の検討に入った。

 東電は同日午前7時から、地域ごとに五つに分けたグループへの電力供給を順番で止める計画停電を開始。
寒さの影響で、午前9〜10時の平均需要は3330万キロワットと、
供給能力の3350万キロワットの99.4%に迫り、14日からの計画停電で初めて、
対象地域全1440万世帯の電気を止めた。午前中に停電した計599万世帯については夕方にも、
同日2回目の停電を実施。停電世帯は延べ1820万世帯に達した。

 それでも午後6〜7時のピーク時、4000万キロワット超の需要が見込まれたことから、
海江田氏は会見で、大規模停電の可能性に言及しながら「電力消費を自粛してほしい」と呼びかけた。
これを受け、鉄道各社が17日夕の帰宅ラッシュ時、列車の運行本数を減らすなど、
大口需要者らによる節電の動きが広がり、「夕方の需要を、供給より少ない3050万キロワットに抑えられた」(東電の藤本孝副社長)。

 だが、東電は18日も、夕方の需要が4000万キロワットと、
供給能力(3400万キロワット)を上回ると予想している。
藤本副社長は17日の会見で、 ▽停電時間(現行最大3時間)の延長▽夕方の需要ピーク時の同時停電グループ数を、
現在の2組から3組に増やす−−などの計画停電強化策を検討する意向を示した。

 東電によると、電力需要が供給能力を上回った場合、一定地域ごとに停電させることで対応する。
藤本副社長は「(東電管内が一度に)全部停電することは絶対にない」と語った。【増田博樹、宮崎泰宏、石原聖】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000121-mai-soci


今日は、節電の呼び掛けが、予想以上に一般に広がっていたように思います。
会社・家族・協力会社の方々、みなの口から言葉に出ていたのが非常に印象深かった。
赤坂の街を夜のオフィスから見たら、明らかに電気がついているビルが少なかった。


枝野さんでいい。国民に感謝の言葉を公的な場で伝えてほしい。


たとえ、実際の回避要因は、鉄道などの大口消費プレーヤーが削減に貢献したのだとしても。
一般国民の努力の結果を、素直に。
「昨晩の停電は回避できました。本当にありがとうございます。
 被災者の方々のためにも、今後も引き続きより一層のご協力をお願いします。」


それだけで、政治と国民の距離が、少しだけ縮まる気がしたりします。

環境問題等の社会的問題で、いままでいまいち実を結ばなかったのに、(たぶん)
政治社会の領域で、トップダウンじゃなく、ボトムアップが初めて実を結んだ、
1つ1つの行動が結果につながった、
記念すべき日だと、勝手に思ったりしています。


ちがうかな。笑


でも、ぼくは、政治家の口から、そういう言葉を聞きたい。
そしたら、きっとうれしいと思うんだ。