急遽たかひとを呼んでライブへ。
SPECIAL OTHERS。
このバンドは、
なぜか旅情を誘う。
哀しみも、遣りきれなさも、絶望も、
捨てられない夢も、若さゆえのわがままも、
全部抱えて、それでも前を向いて歩かにゃならん。
そんな若者の一人旅。
そのテーマソングなのだと思う。
暗い客席に、
筋のように、沁みだすように照らす、
ステージの照明が、
たった1つの救いのように感じる時がある。
演者は、観客によって支えられ(金銭的にも心理的にも)、
観客は、演者に救いを求める。
そして、その場の「空気」を支え合う姿勢がライブにはある。
それが「一体感」につながるのだろうか。
ライブの魅力の1つではある。