広告代理店から愛を込めて

心筋梗塞になった40歳広告代理店の人のブログ

くやしい。


秋CPN提案。
クライアントがオフィスに来て弊社の提案を聞いてくださった。


明らかにクライアントはしっくりきていない。
悩んでもいる。
迷走してもいる。


商品担当さんは、長期的なビジョンと、
広告主目線だけの発信ではない、普通の人にも寄り添うとする感覚を持ち始めてきている。
ただ、あまりにも人が良すぎて、全体を推進していくチカラがない。
宣伝担当さんは、売ることと自分の社内立場に必死で、
中長期の目線と、自分の中での答えをいまいち持てていない。


結局、会議はブレやすい。


それに対して、なんとなく、自分の中でもやもやした答えは存在している。
でも、分かり易く、明快に、コトバの力を持って、
想いを伝えることができない自分がいる。
ちょっとビビッたり、遠慮したりしている自分がいる。


そして、こんな時、アウトプットをキレイに出せない今の職種を呪う。
僕らには企画書しか書けない。それは、コトバの集合体でしかない。
わかる人にはわかるけど、わからない人にはわからない。
(まあ、そこをわかってもらう技量の問題も1面としてあるけども。)

もちろん、チームにまだ入ったばっかりというのはある。


しかし、会社の担当チームも迷走し、答えを持っていないこの状況に、
一石を投じるチカラと存在感がほしい。
そしてなにより、最近、「この仕事を奪いたい」という欲が出てきた。
今までにはない気持ちだったりする。


と思いながら、ヒューガルデンを飲む今。