良い意味でも、悪い意味でも、ものすごくやわらかい映画だった。
なんとなく、自分だったら「ファンタジー」に分類してしまいそう。
たぶん極めて性善説的な映画だ。
基本的に、こうゆう系な映画は好きだ。
でも、なんかもっと痛くてリアルな、でも前を向ける映画のほうが好きなんだ。
と気づいた。
こうゆうの↓とかね。
もしくは、それを乗り越えちゃった感じの映画とか。
こういうの↓とかね。ファンタジックなんだけど、なんだろう。うまく違いがイエナイ。。
ホノカボーイが、映画として成り立っているのは、
主演の男の子の演技は、みててそわそわするけれど、
そのまわりの役者が、しっかり支えてくれているおかげな気がした。
特に、倍賞千恵子。
すげえ。可愛らしいおばあさまをつらぬいてる。
あと、しんじゃったおじいさんとか、映画館の映写技師とか、松阪慶子とか、蒼井優とか。
なんで、微妙な違和感があるのかとずっと考えてるんだけれど、
ひょっとすると、なんか極めて「広告的だ」、と感じてるからかもしれない。
例によって言語化できないのが、まったくもって成長ナシ。。だけれど・・。
企画に杉山恒太郎でてるし、フジの亀山千宏だし、
脚本も撮影も広告クリエイターだし。
なんか、ごちそうさま委員会とかいって、ちょっと新しく見せた風なタイアップ?ただのスポンサー?
よくわからんが、作ってるし。
なんか、シンプルに映画の興収だけじゃなくて、広告・DVD販売・放映権・文庫販売・その他もろもろのコンテンツビジネス化
に向けた下心を、キレイに隠されてる感じがして、いやなんだ。たぶん。笑
ただ、Yahoo!映画の評価がすごい高いのをみると、
意外と、みんなそんなことはどうでもよくて、
こうゆう「赦し」を、世の中は求めてるのかしら。と思ったり。
つまり、いよいよ自分もギョーカイの人になってきているのかしら、
とちょっと空恐ろしい。
フツーの感覚をなくしたくないのよねー。
「赦し」ってこういうことね。↓たぶん。
「ゆるす」ということは自分を傷つけた人や犯罪者のしたことを認めることではありません。
犯罪者への罰則を軽減していいということは決してありません。この本にもそう書いてあります。
「ゆるす」とはそういうことではないのです。
「ゆるす」とは自分の中にある自分を責めるネガティブな気持ちを手放すこと。
自分を赦(ゆる)さないでいると自分がどんどん生きにくくなってしまい、自分が損をする。
ですから、ネガティブな気持ちは手放した方がいいですよね。
あ、前から思ってたんだけど、意外と、
Yahoo!映画の「点数」と「書き込み数」って、興行収入と相関関係あるんじゃなかろうか。