現在まわりに溢れている「趣味」は
必ずその人が属す共同体の内部にあり、
洗練されていて、極めて完全なものだ。考え方や生き方をリアルに考え直し、
ときには変えてしまうというようなものではない。
だから趣味の世界には、自分を脅かすものがない代わりに
人生を揺るがすような出会いも発見もない。
心を震わせ、精神をエクスパンドするような
失望も歓喜も興奮もない。真の達成感や充実感は
多大なコストとリスクと危機感を伴った作業の中にあり
常に失意と絶望と隣り合わせに存在している。
つまり、それらはわたしたちの
「仕事」の中にしかない。
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いや、読んだわけではないのだけれど、
そうだよなー。仕事ってそうゆうことなはずなんだよなー。と。
ネット、スポーツ新聞よりも遅い、忌野清志郎の訃報を伝えるテレビをみながら、
つまり、彼のいう「ブルース」とはそういう意味なのか、とちょっと理解した。