広告代理店から愛を込めて

心筋梗塞になった40歳広告代理店の人のブログ

「自分探し」という流りもの。

自分探しというのは
「君は今のままの君でいいよ」という他者を見つけたときに終わる。


ああ。そうだなあと思う。
いつの時代も、自分をみつけてほしい、と願う若者は多い。


それは現在の50代のひとが若かりしことだってそうだろうし、
今だってそうだろう。


他者承認を得て、自分の旗が立ったとき、きっとひとは安心する。
ここにいれる、と。


でも、結果的にみてみると、
「君は今のままの君でいいよ」となるまでの、
そのプロセスでもがいたことが、
きっとそのひとの栄養になる気がする。


ただ、その「栄養」は、
実は、「君は今のままの君でいいよ」ステージに入らないと栄養にならない、
すごく消化吸収の良くないヤツで、
そこでもがき苦しむひとが、意外と10代20代、
いや30代でもいる気がするのである。