広告代理店から愛を込めて

心筋梗塞になった40歳広告代理店の人のブログ

盛りの3時間。


夕方。
気分転換に、エクセルシオールで思考ワーク。


まず、気分転換に、新しくつかせて頂いている上司の方から頂いた、
「論点思考」についての記事をよんで、基本にもどって。


んで、企画企画企画。
というより、また攻め口。
はて、どうやって攻め落とそうか、この高山。


最近、そのニュー上司のスーパーマンっぷりを見ていて思うのが、
チームの人が増えれば増えるほど、営業の安定感が大事だということ。
営業が、顧客を知っている。というたったこれだけのことが、本当に大切。
なぜなら、ひとが増えれば増えるほど、
人それぞれで、思っている顧客の課題が、ブレるから。


ダイレクトマーケティングセクションの人だと、
その対応窓口の顧客が彼らの仕事の全て。
だから、「レス率を上げること」「引き上げ効率を高めること」が彼らと顧客の共通課題。
クリエイティブの人も、同様。
彼らと対応窓口の顧客の間での話し合っている課題がある。


ただ、本来的には、対応チーム全体での共有課題があってしかるべきなんだろうなあ。
そして、その共通課題は、仕事を進めていれば変わってくるし、
顧客の社内的な動きに影響されて変わってくることもある。


これをつかんでれば、チームのベクトルは変わらないんだけれど、
これが掴めないと、セクショナリズムとか、人それぞれの志向性の悪影響が働いて、迷走し始める。
で、誰もかれも答えが出ずに、果てしなく悩み続ける。
もしくは、全員が自己主張のみの“聞かザル”状態になる。


顧客を知る。顧客の変化を感じれる。顧客のことばの裏を読める。


こういう能力は、この道何年やっている人だろうと、
意外とその職歴だけじゃ安心できなくて、本当に人によりけり。
ちゃんと、“しょえる”覚悟とチカラがある人って意外と少ない。




「売上低迷が課題です。」と言われて、そのまま持ってこられてもハードルは高い。
それでも切れ味鋭い企画を出せるのがスーパープランナーなのかもしれないけれど・・。


売上低迷を打破するために、クロスメディアコミュニケーションしましょう。
購買行動にあったプロモーションを行いましょう。


これは正直うんちで、「売上低迷」は、いち現象にすぎない。
できれば、その奥にある顧客の仮説を知りたい。
軽くでいいから議論したい。


ひょっとしたら、
実は小売で並ぶ棚の位置に問題があって、隣がPB商品だから価格競争に乗らされて負けている。
という顧客の営業部門からの課題があがっているかもしれないし、
商品力はあって、実は味がすごく評価高いのだけれど、PKGがまったくそそらないからトライアルされない、
という課題が、マーケ部門からあがるかもしれない。


そういう、課題を掘り起こす能力が、意外と重宝される。
それが、うちの会社のおいしいところでもあり、上を見たときにだめなとこなんだろうなあ。
がんばろう。







・・・などなどと、モンモンもりもり考えていたその横で、
キャバクラ嬢の方か。
と3時間後にわかった女性が、髪の毛の盛りと、化粧の盛りを終えていた。
うん。びっくり。変身だ。これ。