広告代理店から愛を込めて

心筋梗塞になった40歳広告代理店の人のブログ

キャッチボール的コミュニケ―ション。


日曜日に、キャッチボールをした。
相手は、バスケサークルの40を超えた一児の父。


いま26歳だから、たぶん16年ぶりくらい。
小学生の時に、親父とやってた記憶はあるんだけれど、
その時どんな気持ちでやっていたかは覚えてないんだけれど。


なんてゆうか、
「ミートしていくプロセス。」とか。
相手は、普段から草野球をしているので、なかなかウマい。
こっちはど素人なんで、とりにくいとこに投げちゃったり、
スピードが遅かったりする。
でも、それが段々修正されてって、お互いに、
「おっ!おっ!!」って気持ちが高まってくる。
ボールとグローブの音がパーッン!ってなると、
「いいね!いいね!!」ってな風になってくる。

このプロセスって、
相手は、平山は素人だから、こうした方がいいな。って思いながらやってるし、
こっちも、段々合わせていかなきゃな。って思いながらやる。


一挙手一投足に、気持ちをこめるし、気持ちを感じ取る。
1つの行動に、意味を込める。その意味には、理由がある。


なんか、そうゆうことだよな。


この本に、


「Marketing Communicationの“what to say”(何を言うか)は、事業主が決めるべきだ。」
「広告会社は、“how to say”に専念すべきだ。」


っていう記述があって、
確かにその通りだなと。


自身の事業領域に関わる「核」の部分を、人任せにしていいはずがない。本来。
酒類/飲料や、食品、嗜好品、耐久財系事業主の担当者は、
 割と「核」の部分を決めれる人材が多い印象があるのだけれど、
 それ以外の事業主。マスターブランドのウェイトが高い事業主では、現場担当者は、
 本当に「パーツ仕事」しかできなかったりする。
 自分も修行中だから、悪く言うわけではないのだけれど、実態はそうだ。)


‘自分’の能力も、‘相手’の状態も、一番情報を持っているのは、事業主だ。
これからますますそうなる。
‘own media’(HPとか)、‘social media’の存在感が増せばますほど、
そこのdata収集/分析に投資できる/すべきなのは、事業主だ。


と、なんか思った。