広告代理店から愛を込めて

心筋梗塞になった40歳広告代理店の人のブログ

サービスは、やりすぎないくらいが丁度いい。

某銀行系消費者金融が立ち上げの時、「他社よりも10%も安い金利で差別化する」と息巻いていたらしい。
金利で10%というのはべらぼうな安さである。
ちょっと計算すればわかるが、実際には何倍も違う。消費者金融としては画期的な低金利である。
ところがいくら安い金利をアピールしても、ぜんぜん人が来なかったのだという。

調査の結果、判明したことは
 「消費者金融のユーザは金利なんか気にしていない。最も借りやすい無人契約機で契約する」
という衝撃の事実だった。

機能や性能よりもハードルの低さがこのビジネスの決め手だったわけだ。
法規制が入らなかったら、今でも30%の金利で人はお金を借りていただろう。

長文日記

おそらく、これは「新規客」取り込みの話ではないかな。
世間的/外聞的にとっつきにくいものには、
やっぱり「ハードルを下げる」というのは有効なんだろう。


先のプロミスの事例は、両社を適えている。
なのに、HPにいくと、しょこたんの大人のマナー・・・。
なぜだ。。



【追記】

うむ。
よく考えたら、常用ユーザーでもそうなのだろうか。
切迫してお金はほしいけど、消費者金融で借用しなきゃならない自分には、
きっとどんどん目を背けたくなってくるだろうしなあ・・。