広告代理店から愛を込めて

心筋梗塞になった40歳広告代理店の人のブログ

未来のためのQ&A。


http://moderator.appspot.com/?hl=ja#16/e=9df89


このサイトは、日本に暮らす有権者衆議院議員選挙立候補者が対話できるプラットフォームを目指してできたもの。
しかし、日本ではまだまだ規制も厳しく、ネットを使った政治活動はごく限定されたものになっている。
(この辺はげしくギモンだけど)


「未来のための Q&A」では、まず Google モデレーターでユーザーから立候補者への質問を募集。
これはグーグルのアカウントでログインすれば、誰でも投稿できる。
そしてその質問を見た人々は、「賛成」、あるいは「反対」を選んで投票。


「年金」「子育て」「環境」「外交」など12のジャンルで集められた質問から、
それぞれのジャンルで最も得票数の多い質問を1つずつ選びます。
そして、その中から上位5つの質問が立候補予定者に質問として呼びかけられる仕組み。

選ばれたのは、これ↓

1. これから生まれる子どもが、「日本に生まれて良かった」 と思うために、
  また、安心して子供を産み育てることができる社会を実現するためにどんな施策を実行しますか?
2. 誰もが、安心、納得できる年金制度をどのような形で構築していきますか。
   また、生活保護の問題点(不正受給、年金受給額とのねじれ等)も合わせて考えを聞かせてください。
3. 日本で暮らす外国人の方が増えています。外国人の雇用、外国人の参政権、移民政策について考えをきかせてください。 
4. 後継者不足なのに、新規参入に対する壁がものすごく厚いこれらの分野(農業、林業、漁業)に、どのような政策を持っていますか?
5. インターネットを活用した選挙活動の実施に関する賛否とその理由をお聞かせください 。

立候補者からの回答は動画で YouTube にアップ。回答するかどうかは、自由意志で、個々の候補者や政党などへの通知はしない。
公示前は、被選挙権があれば誰でも回答動画を公開できますが、公示後にリンクを張るのは立候補した人の動画のみとなります。

すでに、糸井重里氏、羽生善治氏、大林宣彦氏、いとうせいこう氏、須藤元気氏、鈴木絵美子氏、原田夏希氏などが
「政治家や政党に聞いてみたいこと」を質問する動画を公開しています。

4700件以上の質問がなされ、26万以上の人々が投票に参加しています。
解散報道の時期とバッチリ重なったとはいえ、なかなかの反響。


テレビでの街角インタビューとかがすごく即物的な質問が多いのに対して、
これで集まった質問は悪く言えば抽象的だけれど、理想主義的なにおいを感じる。


youtubeで質問している著名人も、実は結構意図的に人を選んでるんじゃないかな。
質問のレベルにすごく差がある。


須藤元気の立ち振る舞いが、すごく野党的で鬱陶しいw