広告代理店から愛を込めて

心筋梗塞になった40歳広告代理店の人のブログ

のりのりクラシック。


こんなステージだったら、クラシックも見てみたいなあ。



最近思うのが
例えば在るべきサービス(商品)を100%の品質で提供できる素地があるとして。
そのうちの10%なり20%なりで、ちょっとした「崩し」を意図的に組み込む。


そうすると、在り型にはまっていたサービス(商品)が
新しく見えたり、モダンに見えたり、身近に感じれたり、ってことが起こるよなあなんて思う。
ファッションなんかと一緒かもな。


ただ、おそらくその「崩し」をいれるようになるには、
前提としての「お作法」を修めていないとダメなんだろうなと。


このクラシックでいえば、(厳密にテクニカルなことがわかっているわけではないけれど)
前提となる「基礎体力」「基礎マナー」などなど、
いわゆるクラシックという領域での「お作法」は体得しつつ、
そのうえでこういう「崩し」を取り入れているから面白いのであって、
前提としてのお作法がなければ、たぶんただの「パフォーマー」なのかもしれない。
(ひょっとしたらパフォーマーでつっきった方が、魅力的になるのかもしれないが)


「お作法」を極めていけば、それは当然「ど真ん中」だからとても美しいのだろうけれど、
ある領域に特化した「道」であるから(茶道とか、華道とか)なんか儀式っぽくて、聖域っぽくて万人向けじゃあない。
つまり、美しいけれど、鼻につく。