広告代理店から愛を込めて

心筋梗塞になった40歳広告代理店の人のブログ

オタク的思考回路。

セックスしたいなら風俗の方が安上がりだ。
承認されたいなら恋愛より仕事の方が、金と承認の一挙両得だ。
癒されたいならペットを飼った方が手っ取り早い。
犬を飼えない住環境だったらDSで『ラブプラス』をプレイすればいい。
いやむしろ、普通にエロゲーでいい。
虚しいというのなら、恋愛だって同じくらいに虚しいだろう。

結婚の果てに構築される「家族」の価値が暴落している。
養われたいけど介護はしたくないというのなら、嫁に使う金を貯蓄あるいは投資して老後に備えた方がよっぽど合理的だ。
子供は労働力だった。産んで育てれば見返りが期待できた。
しかし今や、数千万という教育費をかけて大学を出したところで就職は不確実だし、将来自分を養ってくれる望みは薄い。

ちなみにそこまで「家族」というものに対して否定的な僕が、なぜ結婚したのかといえば、
「生活」と「趣味」にプラスして、「仕事」の面でも支えてくれる相手だったからだ。
ある意味、昔で言う農家の嫁とか、家族経営で商店を営んでる感じに近いものがある。
http://d.hatena.ne.jp/dog-planet/20091022/p1


こうゆう思考回路を、1つ理解しておくべきだなあ。体感とはいかなくても。


家族経営、というのがなんか気になる。


なんだろ。
家族の価値が暴落している、というより、
旧来的家族の在り方が相対的に存在感を下げている。のかな。
そうなった時に、「家族」の「業態」は変わっていく。
農家/商店的な、複数社会組織へのコミットみたいなのが当たり前になっていくのかな。
家族の商売である農業/商店が基本ベクトルなんだけど、
その周辺の社会組織(町内会とか寄り合いとか)が、慣習的なモノではなくて、
経営活動の一環になっていく、というか。


家族の経営活動には、旦那だけ、とかいう意識はもうなくて、家族総動員、みたいな。


合理的思考回路としてオタクらしさが、実はマジョリティを獲得していったりして。
ないか。笑